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2008年12月31日

ブルーオーシャンとレッドオーシャン

前から気になっていた「ブルー・オーシャン戦略」を読んでいる。レッドオーシャンとは多数の会社がしのぎを削りあっている血に染まった赤い戦場、ブルーオーシャンとは未開拓の青い海である。

我が社でいえば、大学向けの研究支援サービスがブルーオーシャンに近いであろう。そこでは競合との争いよりも、顧客のニーズに応えるためのサービス内容の充実に力が注がれる。

「あの会社のサービスいいな、真似しよう」「他者にあるこの機能が良いからうちにも取り込もう」ということも大切ではあるが、これだけではレッドオーシャンの泥沼から抜け出せない。

  • 何を増やす
  • 何を減らす
  • 何を付け加える
  • 何を取り除く
に注目するのが、ブルーオーシャンに近づく1つの方法である。「増やす」「付け加える」だけの総花的なサービスは作りづらい、「減らす」「取り除く」ことにも注目してこそ、新しい市場が見いだせる。

「ブルー・オーシャン戦略」では「市場の境界を引きなおす」ことが大切であるというが、これまで企業を中心に販売してきたCMSサービスを大学の研究室向けに標準化して提供するのは、ブルーオーシャンへの航海につながらないだろうか…(妄想中)それにしても、森を見ないで木ばかりを見る発言が多いが、もっと森を見なきゃだめだと思う。私が日々指摘しているボトムアップのアプローチ(改善活動など)も、行き着く先の森を見てこそである。

posted by junya at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自由とは必然性の洞察である

自由とは君たちがひねくれて思うような『俺たちの自由だ・勝手だ』では絶対になく、また大学の知識人が唱えるような非科学性に満ちた感性レベルの自由ではありません。科学的にいえば自由とは、端的には対象の構造を徹底的に究明し、その論理性を必然的な法則性と把握した後にその法則性に則って思惟し、意志して生きることである。  なんとも恰好いい言葉ですから、君もそらんじて使ってみてはいかがですか? (『武道講義 第二巻 武道と認識の理論2』(三一書房)P. 259)

自由であるためには、対象に見合ったあり方を必然性レベルで把握していなくてはならないのですね。「自由に仕事をする」には、会社が本来何を求めているのかを知らなくてはならないし、自身の生活がどうあるべきかも知らなくてはならない。たとえば「在宅勤務」などの制度を安易に導入するのは気をつけなくてはならないことが分かります。

最低限のルールは、人が自由に行動するための助けにもなり得る、あるいは必然性を把握しきれない人の行動をあるべき方向に導く(ルールはそのように策定すべき)。

引用元

対象の構造に見合った頭脳 - 心に星雲 -
タグ:自由
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2008年12月30日

XNA Game Studio 3.0 でテトリスを作ってみた

XNA Game Studio 3.0 で テトリスを作ってみました。
Tetris screen shot
ソースコード: XNA based Tetris

回転処理が思ったより複雑でした。テトリスの棒とかってタイル4つでできているから、回転中心を固定すると、180度回転したときに元の位置とずれてしまいます。これは、ブロックの対称性から期待される振る舞いとは反するので、7種類のブロックを「非対称」「90度回転対象」「180度回転対象」の3種類に分けて、それぞれに回転の処理方法を切り替えました。

XNA は初めてで、Visual Studio も久々だったのですが、インテリセンスとかリファクタリングとかインクリメンタルサーチとか、やっぱり便利ですね。普段は emacs だけど、それほど不便さを感じませんでした。ただ、Python の癖でときどき "self.x" なんて書いてしまったのと、カッコのおかげで必要以上に多くなっている行数や、長くなりがちな行を見て、エレガントさが欠けるように感じてしまいました。

描画については、今回は3Dは利用しませんでしたが、昔 VC++ で DirectX で書いていた時に比べて格段にわかりやすくなった気がします。

参考

XNA については以下の本を読みました。XNA の勉強1冊目としてお勧めです。ちょっとプログラミングを理解している人であれば、さらっと読めてしまうでしょう。でも、ここにある内容だけで基本的なゲームは作れてしまいます。ちなみに私は Xbox を持っていないのですが、XNA では Xbox のゲームも作成できます。

タグ:XNA C# TETRIS
posted by junya at 07:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

社内某プロジェクトにおけるプロジェクト運営の質とメンバー技量の相互浸透

社内の某プロジェクトでは1か月ごとの社内デモをマイルストーンとして、1か月を単位とした改善活動を行っている。チームのメンバーは若手中心で、決して経験豊かとは言えないが、この改善活動がプロジェクト運営の質とメンバーの技量を向上させている。プロジェクト運営の改善活動によってプロジェクト運営の質が向上し、さらに改善されたプロジェクト運営がメンバーの質を上げ、技量の向上したメンバーがさらなる高みでプロジェクト運営の質的向上を提案する……。まさに、相互浸透によるプロジェクトとメンバーのらせん状の発展である。

たとえ未経験であったとしても、メンバーはプロジェクトとともに成長し、プロジェクトが終わった時に「プロジェクトを遂行できる技量」が身に付く。そのためにも、

  • 適切なマイルストーンの設定
  • レトロスペクティブ(振り返り)と、改善アクション
は重要である。特に後者については、以前バス氏(認定スクラムマスター)に社内のプロジェクト体制をレビューしてもらった時にもらったアドバイスが大いに役立っている。それは、アクションを1つか2つに絞り込むことである。たくさん改善項目をあげても全部できないし、できなかったときにやる気をそぐ。また、本当に大切なアクションが何であるかを曖昧にしてしまう。それよりは本当に大切なアクション1つ(ないし2つ)だけをメンバー共通の改善アクションとして掲げ、それを確実に達成することのほうが有意義である。

なお、会社全体に目を向ければ、「社員の技量が足りない」と嘆く前に、適切なBHAGを設定すべきだろう。基礎体力のある社員であれば、BHAGの設定によってプロジェクトと共に成長する。そのためにも、技術者としては最低限の土台(論理能力、数理能力、プログラミングの基礎能力)をもった人材を採用だと思う(当り前か)。でないとせっかくの改善活動も遅々として進まない。

それにしても、このような改善活動を円滑にするのは知識が豊かで高い品質意識を持ったメンバーの存在である。改善活動自体はどのようなチームにとっても価値をもたらすが、高い品質意識を持ったメンバーが一人いるだけで、改善速度は大幅に加速する。その意味で、私は社内のK氏には感謝をしている。彼にしてみれば、現在のチーム運営体制も貧弱そのものであろうが、メンバーとプロジェクトが一緒になって発展していかなくては意味がないので、皆で改善を推し進めていこう。

BHAG とは

ビジョナリー・カンパニーで提唱されている概念で、組織の飛躍的な発展を引き出す大きな目標。「Big Hairy Audacious Goals」の略。誰にとっても明確で、努力を積み重ねれば手が届き、その実現によって大きな効用をもたらすものでなくてはならない。

10年以上前の古い書籍ですが、「ビジョナリーカンパニー」はとってもお勧めです。わが社でも、マネジメント層の教科書として採用したことがありました。BHAG 以外にも、組織にとって重要な概念が説得力のある分析資料とともに紹介されています。

レトロスペクティブとは

ひらたく言えば、振り返りのこと。先ほど例として挙げたチームでは、月1のデモのあとに1ヶ月間の振り返りをして良い点・悪い点を洗い出し、さらに改善するためのアクションを議論して、優先順位をつけて次の1か月に取り組むアクションを絞りこんでいる。

このフローを整理すると、

  • 場を設定する : これからの議論を円滑にするための導入
  • データを収集する
  • アイデアを出す
  • 何をすべきか決定する
  • レトロスペクティブを終了する : レトロスペクティブ自体に対するFB
となるのですが、「アジャイルレトロスペクティブズ」という書籍では各ステップで行うアクティビティ(アイデアの出し方とか、シール投票によるアクションの絞り込みとか…)を50パターンくらい、具体的に提示してくれていてとてもお勧めです。(この書籍もバス氏のご紹介でした。)


タグ:改善活動
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2008年12月29日

方法論の適用方法とメンバーの技量は相互浸透しながら、らせん状に発展する

優れたツールや方法論は技量を備えたメンバーにとっては最高のパフォーマンスをもたらすが、ツールや方法論がメンバーの技量の先を行っている場合、そのツールや方法論の導入はメンバーに混乱をもたらす。

しかし、メンバーの技量がツールや方法論に追い付いていない場合でも、「そのツールや方法論を導入すべきではない」ということにはならない。方法論の導入によって、メンバー自身の技量が方法論に追い付くことが期待できるからである。活動に関わるメンバー自身が変化するものだということを知らなくてはならない。

人の学習には次の3つのステップがある。

  • よくわからない段階
  • 慣れてきて、なんとなくわかった段階
  • 使いこなし、様々な応用もできる段階
これらのステップを飛び越えるために準備に時間をかけすぎるのはどうかと思う。どれだけ準備したとしても、慣れるには時間がかかる。理想としている状態が見えているのであれば、実践を通してメンバーの技量を引き上げていくのも一策であろう。はじめは戸惑うかもしれないが、ツール・方法論の適用を試行錯誤していくなかでツールの利用方法・方法論の適用方法の中身とメンバーの技量がらせん状に発展させられるであろう。

大切なのは導入直後からうまく運用されることではなくて、そのツールなり方法論なりの利用方法が日々改善され、それにともなってメンバーの技量が日々改善され、半年後なり一年後なりに組織にとって価値のある習慣が身に付いていることが、道筋として見えていることが大切なのである。

※ 社内の某会議に関連して記述

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2008年12月28日

ハウスメッツガー・ハタ

ドイツ語学校でご一緒している畑さんのお店。先日も、ドイツ シュツットガルトで開催された大会で金賞を複数受賞されたそう。一度行ってみたい。

ハウスメッツガー・ハタ
posted by junya at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

指導とは、相手が要求するものに応えることと、相手が要求していなくとも本来要求しなければならないものに応えることとの二重性である

「指導とは、相手が要求するものに応えることと、相手が要求していなくとも本来要求しなければならないものに応えることとの二重性である」

これは社内教育についても当てはまるし、経営についても当てはまる。 社員の要望に応えることはもとより、その上を行ってこその経営者である。

引用元

タグ:指導論
posted by junya at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 価値観の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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