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2008年07月14日

スクラムを成功させる2つの鍵

先日、スクラムの専門家にプロジェクトの進め方についてアドバイスを受ける機会がありました。その時にもらったアドバイスが、実際に効果を出しているので紹介します。

■アクションプランは1〜2個に絞ること

私のチームでは、イテレーションの境目やプロジェクトの終了時に振り返りをおこなっていたのですが、それをうまく生かせていませんでした。たくさん課題が出るのはいいけど、それが次につながらない。

もらったアドバイスは、「アクションプランを1〜2個に絞ること」。

優先度をつけて、一番重要なアクション1つ(多くても2つ)に的を絞ります。アクションプランが複数あると意識が分散するし、言い訳のきっかけになります。アクションプランが1つだったら言い訳がきかず、全員で1つのことに集中できる。

うちのチームでは、
・1週目: リズムを作ること
・1週目: ペアプログラミング
・2週目: コミットログの改善
に取り組みました。いずれも、一定の成果が上がっています。

特に「リズムづくり」については、2週に1回の「振り返り・計画」日を「XpectiveDay」と名づけてリズムを作ることになりました。前回のXpectiveDay では、利害関係者全員に集まってもらって、
・プロジェクトバックログ(プロジェクトの優先順位:単位は人月、junya オリジナル)
・プロダクトバックログ(プロジェクト内のタスク優先順位:単位は人日)
・スプリントバックログ(スプリントのタスクの優先順位:単位は人時)
を作成しました。丸2日かかりましたが、出来上がったスプリントバックログは、これまで作りたくて作れなかったものです。(みんなをまとめあげるのが難しかった・・・リズムづくりという課題に、全員の意識がまとまって、やっと実現できました)


■アジャイル・レトロスペクティブ

この本を推薦してもらって活用していますが、効果絶大です。5〜6回試したのですが、声の大きい人だけではなくて、短時間に全員の意見を引き出せるようになりました。

【例1】
8人を4つのペアに分けて、「ペアプロに対してどう取り組むか」についてアイデア出し。さらにペアを2つずつくっつけて、意見を統合。最後に8人全体のアイデアを統合しました。

得られたアクションプランは、
・ペアプロのペア表を作成
・ペア同士でスケジュールを調整して、サイボウズに事前に登録
・ペアプロの実施状況に基づいて、表にシールを貼る
- ペアプロをやって、とてもよかった → 黄色シール
- ペアプロをやった → 赤色シール
- ペアプロをできなかった → 青色シール

ここで出てきた3つのアクションは、いずれも別の人から得られた意見です。かつ、全員の承認が得られました。どうようのやり方で、「システム開発グループで取り組むことのアイデアだし」など、何回かうまくいっています。

【例2】
社の経営グループで集まって、会社の課題出しをやりました。各人が15分程度の時間でA3の紙に課題を書き出す。そして、それを順に回していきます。
Aさんが書いたものをBさんへ、Bさんが書いたものをCさんへ、Cさんが書いたものをAさんへ、という風に渡します。紙がわたってきたら、そこに好きにコメントを追加。これを、自分の紙が自分のところに戻ってくるまで繰り返します。

こうして、全員の思っていることを書き出したら、次に20枚ずつのシールを渡しました。特に重要だと思うことに、シールを貼っていきます。これを通して、14の重要な課題と、その優先順位が得られました。

これから、それらの重要な課題のうち、特に優先順位の高い項目からアクションプランを抽出していく予定です。


少し話がそれてしまいましたが、
・アクションプランを厳選すること
・ブレストスキルを磨くこと
は、スクラムや組織活性化にとって有用です。この1ヵ月で身をもって知りました。

ぜひお試しあれ。

posted by junya at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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