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2009年01月12日

逆境の経営学

逆境の経営学」は、安部修仁氏にほれ込んだ日経ビジネスの戸田記者が3年間の取材を経て書いた本です。安部氏自身は、「現役経営者の間は、本業に専念したい。自分の本を出すようなマネはしたくない」と、本書の巻頭の言葉の執筆さえ固辞したそうです。2〜3時間で読めてしまう軽い本ですが、安部氏のエキスがギュッと詰まっています。私自身は、「ビジョナリー・カンパニー 」や「ブルー・オーシャン戦略 」で述べられている概念の実践例として読んでいました。吉野家のポジショニングで語られている内容はブルーオーシャン戦略そのものですし、同業他社ではなくマックやコンビニといった代替産業に目を向ける戦略もブルーオーシャン戦略の適用と見ることができます。また、「変えてはならないものがある」の章では、米国産牛肉の輸入停止時の「牛丼の販売を停止する」という決断にビジョナリーカンパニーの「基本理念」を思い出しました。頭でわかっていても、実際に行動に移せる経営者は少ないと思います。

認識論で言うところの頭の中の五感情像、同じものを目にし、同じ言葉を耳にしても、人によって頭に描く像は異なります。安部氏はアルバイトから社長まで上り詰めたため、現場〜経営のすべての局面において豊かな像を描けるのでしょう。それによって表層的な言葉の論理だけではなく、内実の詰まった戦略を描き、推し進められるのだと思います。本書を読んで、ますます安部修仁氏を好きになりました。

posted by junya at 07:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 元塾講師中里によるアフィリで楽しく毎日が給料日 at 2009年03月23日 08:42
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