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2009年03月28日

無趣味のすすめ

雑誌「ゲーテ」での村上龍氏の連載の単行本化。今朝の日経新聞に広告が出ていた。

無趣味のすすめ
趣味の世界には、心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。
少数派という原則
多数派への誘惑を断固として拒絶すること、それがヴェンチャーの原則である。
グローバリズムは思想ではない
グローバリズムは目に見えない大きな潮流のようなものだ。思想ではない。
好きという言葉の罠
説明可能なわかりやすい「好き」は、何かを生み出すような力にはなり得ない。
仕事と人生のパートナーシップ
ビジネスにおけるパートナーと夫婦はいろいろな面で似ている。
最高傑作と『作品群』
完成前に「これを最高傑作にするんだ」と公言するような表現者がいたら彼は偽物である。
オーラの正体
その人物に関する物語性を伴った情報がその人物のオーラを形作る。
夢と目標
目標は封印されていなければならない。目標を持つのは基本的に憂うつなことなのである。
情熱という罠
情熱について語ることと、情熱という概念を自らの能力の一部とすることは、まったく違う。
集中と緊張とリラックス
集中と緊張はまったく別のものだ。緊張しているときには何かに集中できない。
トラブルの種類
必要なのは充分な準備とていねいな原因究明で、闘志も根性も気概も不要だ。
どんなファッションで臨むか
ファッションだけが印象に残るビジネスマンは、無能です、とアピールしているのと同じだ。
もてなしと接待
もてなしや接待にマニュアルはない。誠意を相手に伝えるための、想像力が問われる。
優れた道具
問題は、メモを取らなければいけないほど重要な情報に常に飢えているかどうかだ。
ビジネスと読書
どんな本を読めばいいでしょうか、と他人に聞くような人は最初から可能性がない。
品格と美学について
仕事に美学や品格を持ち込む人は、よほどの特権を持っているか、よほどのバカだ。
リーダーの役割
リーダーは、「何をすればいいのか」わかっている人でなければならない。
謝罪という行為は
重要なのは、桜の木を切ったワシントンは謝罪はしていないということだ。
スケジュール管理
仕事とプライベートにおけるその人の優先順位が、その人の人生なのだ。
『交渉術』という能天気な言葉
徹底的に相手の立場に立って考えること、交渉はその地点からしかスタートできない。
仕事における有用な人脈
「強い絆」と「弱い絆」という二種類の人的ネットワークがある。
モチベーションと希望
希望が生まれなければ、モチベーションという言葉はただの呪文に堕してしまう。
ライバルという他者
ライバルを持っているプロは、高い能力を持ち、評価をすでに得ている人なのだ。
グローバリズムと日本社会
グローバリズムに適応するためには、国家ではなく地方に帰属意識を持つほうが健康的だ。
部下は『掌握』すべきなのか
問題は、部下との接し方ではない。取り組んでいる仕事に本当に価値があるか、だ。
効率化とゆとり
農耕と国家が生まれてから、ゆとりを持って生きることができた人は全体の一%もいない。
後悔のない転職
頼むから辞めないでくれと上司や同僚に慰留される人ほど、転職は合理的だということになる。
ときに投資は希望を生むが…。
貯蓄が提供するのは「安心」だが、投資はときに「希望」を生むことがある。
労働者と消費者
労働者としての生きがいを感じているのか、それとも消費者としての生きがいしかないのか。
決断する力
もっともやっかいで、もっともむずかしく、もっとも面倒な選択肢が正解ということだ。
金融不安と大不況
自らと外部の関係を考え、「外向き」に思考し、行動することが重要だ。
アドバイスについて
過度期である0九年、他人のアドバイスに依存する人は、路頭に迷うかも知れない。
ワークライフバランス
バランスどころか、仕事がなくなり生活が破壊されるという不安が日本中に広がりつつある。
ビジネスにおける文章
正確で簡潔な文章という理想があるだけである。
語学の必要性
たとえ五カ国語、あるいは十カ国語をマスターしても、それで一生安泰ということはない。
企画の立て方
アイデアは「組み合わせ」であって、発見などではない。
失敗から得るもの
成功者の「輝ける失敗」と、「ただの失敗」の間には、埋めようのない溝がある。
盆栽を始めるとき
でもいつか盆栽をはじめるときが来るのかなと、今でもときどき考える。

「アイデアは『組み合わせ』」や「失敗」の考え方には激しく同意。ちょっと読んでみたい。

追記: 2009/03/28

今日早速買ってきた。アイデアの話は私の考えていた内容と少し違った。私の考えはこうだ。

「はてブ」や「ミクシィ」など、サービスに斬新なアイデアはいらない。大切なのは、細かい取捨選択をどのように行うか、だ。別の言い方をすると「ポジショニング」。不要な機能を削ぎ落とし、価値ある機能は徹底的にこだわる。ビジネスにおいて、入口の「アイデア」が斬新である場合は稀である。むしろ、誰でも思いつく「アイデア」をどう実現するか、が大切である。

村上氏はむしろ、「どうすれば発想力を身につけることができるか」に重きを置いて説いていた。

posted by junya at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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